HTMLのタグを1つずつ手打ちしていませんか?
実はVSCodeにはEmmet(エメット)という機能が標準搭載されていて、数文字入力するだけでHTMLが一瞬で展開されます。
この記事では、EmmetでHTMLを爆速で書く方法を初心者向けに解説します。

Emmetを覚えると、HTML入力のスピードが文字通り10倍になります。最初に覚えるべきVSCodeスキルの1つです!
Emmetとは?
Emmet(エメット)は、短い省略記法を入力してTabキーを押すだけで、HTMLやCSSのコードを自動展開してくれる機能です。
例えば:
div.container
と入力してTabキーを押すと:
<div class="container"></div>
に自動展開されます。
- Emmetのメリット
-
- HTMLの入力量が大幅に減る
- タイプミスが減る(自動で閉じタグが生成される)
- コーディングのスピードが上がる
- VSCodeに標準搭載なのでインストール不要
【基本】Emmet記法の書き方
タグの生成
タグ名を入力してTabキーを押すだけです。
| 入力 | Tab後の出力 | 説明 |
|---|---|---|
| div | <div></div> | divタグ生成 |
| p | <p></p> | pタグ生成 |
| h1 | <h1></h1> | h1タグ生成 |
| a | <a href=””></a> | aタグ生成(href付き) |
| img | <img src=”” alt=””> | imgタグ生成(src,alt付き) |
| ul | <ul></ul> | ulタグ生成 |
| input | <input type=”text”> | inputタグ生成 |
クラスの追加(ドット .)
CSSセレクタと同じ書き方でクラスを追加できます。
div.container → <div class="container"></div>
p.text.bold → <p class="text bold"></p>
span.highlight → <span class="highlight"></span>
IDの追加(シャープ #)
div#main → <div id="main"></div>
header#top → <header id="top"></header>
クラスとIDの組み合わせ
div#wrapper.container → <div id="wrapper" class="container"></div>

CSSのセレクタと同じ書き方なので、CSSを少し知っている人ならすぐ覚えられますよ!
【応用】Emmetの便利な記法
子要素(>)
> で子要素を作れます。
ul>li
展開結果:
<ul>
<li></li>
</ul>
兄弟要素(+)
+ で同じ階層の要素を並べられます。
header+main+footer
展開結果:
<header></header>
<main></main>
<footer></footer>
繰り返し(*)
* で同じ要素を複数生成できます。
ul>li*5
展開結果:
<ul>
<li></li>
<li></li>
<li></li>
<li></li>
<li></li>
</ul>
テキストの挿入({})
{} でテキストを入れられます。
a{クリック} → <a href="">クリック</a>
p{こんにちは} → <p>こんにちは</p>
連番の生成($)
$ で連番を入れられます。
ul>li.item$*3
展開結果:
<ul>
<li class="item1"></li>
<li class="item2"></li>
<li class="item3"></li>
</ul>
グループ化(())
() でまとまりを作れます。
(header>nav)+(main>section*2)+footer
展開結果:
<header>
<nav></nav>
</header>
<main>
<section></section>
<section></section>
</main>
<footer></footer>
【実践】よく使うEmmetパターン
HTMLの雛形を一瞬で作る
!
Tabキーを押すと、HTML5の完全な雛形が一瞬で生成されます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Document</title>
</head>
<body>
</body>
</html>

HTMLファイルを新規作成したら、まず「!」→Tabを打つ。これだけでOKです!
ナビゲーションメニュー
nav>ul>li*4>a{メニュー$}
カード型レイアウト
div.card>(div.card-image>img)+(div.card-body>(h3.card-title{タイトル})+p.card-text{説明文})
フォーム
form>(div.form-group>(label{名前})+input[type=text])+(div.form-group>(label{メール})+input[type=email])+button[type=submit]{送信}
EmmetがうまくいかないときのQ&A
Tabキーを押しても展開されない
対処法:
1. ファイルの言語モードが「HTML」になっているか確認(右下に表示)
2. 設定で "emmet.triggerExpansionOnTab": true を追加
CSSファイルでEmmetを使いたい
CSSでもEmmetは使えます。
m10 → margin: 10px;
p20 → padding: 20px;
df → display: flex;
jcc → justify-content: center;
aic → align-items: center;
- よく使うCSS Emmet
-
- `w100` → `width: 100px;`
- `h50p` → `height: 50%;`
- `bgc#fff` → `background-color: #fff;`
- `fz16` → `font-size: 16px;`
- `fw700` → `font-weight: 700;`
HTML/CSSをもっと効率よく学ぶなら
Emmetを覚えると、HTMLの記述スピードが飛躍的に上がります。
しかし、HTMLとCSSの基礎知識がなければ、省略記法を使いこなすのは難しいです。
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まとめ:Emmetを覚えてHTMLを爆速で書こう
今回は、VSCodeのEmmet機能の使い方を解説しました。
- まずはこの5つを覚えよう
-
- `!` → HTML雛形を一瞬で生成
- `div.classname` → クラス付きdiv
- `ul>li*5` → リストを一括生成
- `>` → 子要素の作成
- `*` → 繰り返し生成
Emmetを使いこなすだけで、HTML入力のスピードが劇的に変わります。
まずは新規HTMLファイルで「!」→Tabを打つところから始めてみてください!

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